【H29コミュニケーション・ラボ報告】第7回

冬休みに入り、一息ついている頃だと存じますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、12月21日(木)にコミュニケーション・ラボが『自立のススメ③~課題提出の極意~』のテーマのもと行われました。

まず初めに、〆切に対する個人の考えを話しあいました。その結果、〆切は絶対に守るべきだという考えの人とできるだけ守ったほうが良いがやむを得ない事情があればそれを説明して延期してもらっても良いという人に分かれました。
やむを得ない事情はどんなことかは、〆切が重なってしまったときや交通機関が止まってしまったとき、病気やけがのとき、どうしてもわからないとき、といった意見がありました。

次に、「やるべき行動を起こす」、「一度始めたことを粘り強くやり抜く」、「ミスがないかどうか、振り返って確認する」、という課題を時間内に終わらせるためのプロセスを普段どの程度できているか各自で自己評価しました。そうしたら全員が「一度始めたことを粘り強くやり抜く」は他の項目に比べてできていると評価していたのに対して、「やるべき行動を起こす」はできていないと感じていることがわかりました。この結果をみて、やるべき行動を起こすのが苦手なのは自分だけではないのだな、と思いました。また、初めの質問で〆切は絶対に守るべきだと答えていた人は自己評価の点数を厳しめにつけていたのが印象的でした。

次に、課題を〆切までに終わらせることができない理由が『課題そのものを忘れてしまう(うっかり屋)』『やるからには完璧にやろうと気負うことで、なかなか始められない。またもっと良いものにしようと思っていつまでも終わらせられない(完璧主義)』『「(その課題を)やったからといって良いことがあるわけではない」あるいは「やらなかったからといって、たいして困ったことにはならない」と考えて、やる気が起きない。(ご褒美優先)』という3つの理由があることとやる気は努力(達成の期待)、成果、報酬によって高まるということを教わり、教わりました。また、それぞれの理由に対してどのような対処をしたら良いと思うかの各自の意見を話しあいました。
うっかり屋タイプの場合は目立つところに書いて貼っておくことや、スケジュールをチェックするクセをつけたり早くから取りかかるクセをつけたりといったクセをつけることが重要だといった意見がみられました。
完璧主義タイプの場合は、講義に関係ある情報をチェックしたり先生や友人に相談することや、〆切やタスクを細分化したり簡単にできそうなものからやり始めることで達成感を得ることが大切だという意見がみられました。
ご褒美優先タイプの場合は、やる気のある人と一緒にやる、がっかりしないために最初からご褒美はないと心に留めておく、無理やりメリットを探すといった意見が見られました。また、罰はやる気に対して一時的には大きな効果があっても長続きしないのに対してごほうびは長続きするというのを聞いて、課題のメリットを見つけてやるきを出すようにしようと思いました。

次回のコミュニケーション・ラボは1月18日(木)、テーマは『知っていますか? マナーの話』です。
皆様の参加をお待ちしています。(by みずたま)